新しい年を祝い、お正月に食べる「おせち料理」。
新年に各家庭にいらっしゃる歳神(としがみ)さまへお供えし、年が明けてから神様のお下がりとしていただく料理です。
おせち料理の由来は、季節の変わり目などにお祝いごとをする日である「節日」「節句」からきています。
1月1日の元旦や、1月7日の七草の節句、3月3日の桃の節句などを祝うために神様にお供えした食べ物を「御節供(おせちく)」と呼び、これがおせち料理のルーツです。
現在では節日・節句の中でも、一年の始まりであるお正月に食べる料理を「おせち料理」と呼ぶようになりました。